バザガジール・ドラゴン

Jで、ときどき語られる初期のデュエル・マスターズ(以下デュエマス)環境について語る。
レインボーカードが初登場した第10弾までプレイしたので、ある程度は老害が喜びそうなトークができると思う。
年をとるにつれ昔話がしたくなる。何故だろうか。
 
今回の紹介するのは、一部の決闘者のエース・オブ・エース、「バザガジール・ドラゴン」だ。
アヴァンギャルドなイラストデザイン。そして、奇抜なテクストが目に焼きつく。
下図の絵柄以外にもイラスト違いがある。

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スピードアタッカーでダブルブレイカー。アンタップ状態のモンスターを攻撃でき、ターンの終わりに手札に戻るというもの。
 
「8マナも払ってターンエンドで手札に戻るのかよ。使えねぇと思うクソガキ」と
「こいつ本当に強えぇと思ったクソガキ」の2パターンの小僧が全国津々浦々にいたと思うが、
ここでは前者の小童の意見は無視して、強さについて雑に列挙する。
 
実質、パワー8000までを殺せるデーモンハンド
アンタップ状態のモンスターを攻撃できるというのは、言い換えればパワー8000以下を殺せるデーモンハンドである。地獄万力やデーモンハンド、チェインスラッシュ等を使わずに相手のモンスターを破壊できる。
このカードが登場する以前の環境では、相手が手札ないし呪文しかない状態かつバトルゾ-ンにはモンスター1体のみの場合では、場にあるモンスターを2体まで戻す「アクア・スナイパー」が使われていたことだろう。
アクアスナイパー自身と相手のモンスターカードを戻すという動きで相手のモンスターを除去し続けることができたからである。
しかし、破壊ではないため相手の手札が増えていくと、戻したモンスターに加えて、第2、第3のモンスターが場に出てくるので、これでは対応できないという欠点があった。
バザガジール・ドラゴンなら、この点をクリアしている。
8000という数値は、ストームジャベリンワイバーンボルメテウスホワイトドラゴン、カーストーテムを殺せるパワーであり、
クリスタル・ランサーと相殺(そうさい)できるパワーである。
 
アクア・スナイパー
手札に戻す対象をこのカードと相手のモンスターにすることで、
毎ターンに渡り、相手のモンスターを戻し続ける。
???「あなたは水の中にいる。あなたに水が襲いかかる。」

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山札がなくなるまで、相手のモンスターを破壊し続ける殺戮兵器
デッキがゼロになると負ける。
これが、このカードゲームのルールである。
相手の手札がゼロの状態を狙うかスケルトバイスやロストソウルで相手の手札ゼロの状況を作り出し、相手の一喜一憂のドローにより出されるモンスターをバザガジールドラゴンで蹂躙し続ける。
このムーブを繰り返し、相手のデッキが切れるのを待つ。
このルーチンで勝利である。強い。
 
スパイラルゲートやアクアサーファーが効かない
ターンエンド時に戻るので、スパイラルゲートやアクアサーファーといった強制脱出装置が効かない。
アクアサーファーは相手のモンスターが1体増えるので面倒だが。
ホーリースパークや相手をタップする系統のモンスター・呪文での反撃も効かない。
 
返しのターンでの攻撃や除去呪文が通用しない
返しのターンでバザガジール・ドラゴンを処理しようとしても、
場にいないのでモンスターで攻撃して墓地に送ったり、デーモンハンドやチェインスラッシュで処理したりできない。
相手のターンでは隠れ、檻にいる。
そのため、飛行男の効果やスケルトバイス等で破壊しないといけない。
一見、手札に戻るのがデメリットに見えるが使ってみると強みが見えてくる。
唐突に出現し、モンスターを霧散霧消したあと忽然と居なくなる。
強い。
 
スピードアタッカーなのでブレイカーとしても使える
毎ターン、場に繰り出し、シールドを割っても強い。
そして、最後の詰めにも使える。
 
以上がリストアップしてみた強さである。
まぁクソガキがバザガジール・ドラゴンにときめいた一番の理由は、イラストがカッコイイとかだろう。
いやクソガキの大半は投入しなかったか? 構築済みデッキに採用されていたか。
入手しやすいのも良い(パックで出にくかった気がするが)。今でもメルカスで容易に手に入るだろう。
まとめると、このカードを「除去札としてみなしたかどうか」が明暗を分けたわけだ。
弱いと思ったクソガキは、モンスターを攻撃する習性がなかったのではないか。
決闘はブロックかシールドを叩き割るだけといったように。
ましてやブロッカーで相手のタップモンスターを攻撃しなかったように。
 
最後に、うろ覚えだがバザガジールドラゴンを使っていて処理するのが面倒だった奴らを紹介しよう。
 
カース・ペンダント
小中学生のデッキに何故か投入されているモンスター。
スレイヤーなため相打ちにされる。
バーストショットやサウザンドスピア等を使うのが勿体ないからやめて欲しかった。

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不屈の使徒チーキ・クーレ
チキチキクーレ。
1体は止める、バトルして死なない壁。

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死劇人形ピエール
上述の理由と同じである。
ブラッディ・イヤリングにして欲しい。

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電脳聖者タージマル
明らかに、このカードを意識してデザインされてないか?

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腐敗電脳メルニア
ブロックされないスレイヤー。

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