長谷川亮太が選ぶ個人的アニメランキング 2018年1月

ベスト10だと味気ないのでベスト23にしてみました。

こういうのを作るときは、「もっと評価されるべき」「神アニメ」「見るべき」「厳選」「最高に面白い」「ガチで」「休日に」「暇」「おすすめのアニメ教えてくれ」とかいうキーワードをちりばめるといいらしいです。


23位 正解するカド KADO: The Right Answer(2017)

ファーストコンタクトをテーマにした作品です。
1行目から書くのに飽きてきました。
意見が二分される作品は面白い作品が多く、『正解するカド』もそのひとつです。

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普遍的無意識がインターネットで繋がった世界が舞台です。
類型とは異なる作品で、資料集かどっかで見た「ヒトは繋がることを本当に望むか?」って文言が、俺っちの心中で今でも警鐘のように鳴り響いています。
クロスメディアコミュニケーション作品なので、Playstation 版をやっておくことを薦めますが、いかんせん入手困難なためシコ動などのプレイ動画で情報をインストールすると良いかと思います。

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21位 ゼーガペイン(2006)

「キョウちゃーん」「カミナギー」で印象的なロボット・アニメーションです。
セカイ系やシュミラークル、ループ系統の作品です。
個人の心の在り方が全宇宙にすら匹敵する深遠さがあることを教えてくれました。

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20位 激闘!クラッシュギアTURBO(2001)

天才の兄を超えるというのが作品のテーマです。
兄は故人となっています。
それでも亡霊のように立ちふさがる兄を弟は超えていきます。
購買催促アニメながらも非常に面白いですね。
最後の敵が兄のライバルです。
アホみてえな玩具で、ここまで話を丁寧に作ったのはクラッシュギアターボぐらいでしょうか。
機動武闘伝Gガンダム』っぽくて好きです。

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19位 ロミオxジュリエット(2007)

ピュラモスとティスベ(Pyramus and Thisbe』や『ロミオとジュリエット(Romeo and Juliet)』をベースにジャパニメーションならではのアレンジを加えた作品です。
ゆえに2つの作品を知っていればオチは容易に推測できますがファンタジーアニメの傑作です。
恋愛模様は物語のコアではありません。世界を変えていく少年少女が新しい旋風を巻き起こす物語です。
面倒なのでこれもセカイ系でいいでしょう。

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創聖のアクエリオン(2005)』が「神話」になった世界で、
舞台設定も前作から1万2千年後になっています。
表面上のテーマは、「宿命」「輪廻転生」です。
そして、真となる裏のテーマは「超越」です
グレートマザーとしての主人公の母・アリシア、シャドウとしてのカグラ、過去に救えなかったシルヴィアの転生であるミコノ。
「大母」「影」「前世」――全てを超えるというのがテーマです。
ウェルメイドプレイなボーイミーツガール作品でありながらも、「超越」というテーマを内包したこの作品は、個人的にかなり評価が高いです。

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テーマはアガペー
主人公・桜満 集くんの至言、「僕に悪意を向けた人も誰かに愛されて生まれてきたんだ」は、この作品を象徴しているでしょう。
ベースとなっているのは、オスカー・ワイルド著の『幸福な王子(The Happy Prince)』『ナイチンゲールとばら(The Nightingale and the Rose)』です。

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16位 マクロスΔ(2016)

10代の頃とは感性が変化した俺っちですが、だからこそ楽しめたんだと思います。
10代の頃の感性では評価できなかったと思います。
このさき年をとっていけば、どんどん面白く感じられる作品だと思います。
大人の方が楽しめるなんて、なかなか無いと思います。

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15位 マクロスゼロ(2002)

マヤン島(ピピ島)で「鳥の人」を巡る物語です。
全5話のOVAですが心に残っています。
マオ「やっぱりシンは、鳥の人ね」
イラストレーター・okamasaさんがデザインした鳥の人のカラーリングにしびれます。

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14位 true tears(2008)

主人公・眞一郎の絵本に注目して見てみると楽しめます。
コートの上にかけたマフラーや比呂美の眼鏡などについても考えさせられます。

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13位 s.CRY.ed(2001)

ダブルヒーローものです。
アンパンマン(1988)』と構造が似てると思う人もいるかと思いますが楽しめます。

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作品のテーマは「友情」「勇気」「優しさ」です。
なのはとフェイトが友達になるのが2004年版のテーマで、
続編の『魔法少女リリカルなのはA's (2005)』では、はやてとリインフォースの友情を描いてます。
つくられた命という点では、フェイトとリインフォースの境遇は似てますね。
なのはさんの笑顔と温かい手がフェイトちゃんを受け入れてくれたんですね。
 
なのは「簡単だよ。友達になるの、すごく簡単。名前を呼んで。はじめはそれだけでいいの。君とか貴方とかそういうのじゃなくて、ちゃんと相手の目を見て、はっきり相手の名前を呼ぶの」
???「駆け抜けた日々は、また会う日まで大切に抱きしめる。愛しくて優しい私たちの大切な宝物」
 
3作目で、なのはさんは教官になり、またヴィヴィオを養子として引き取るなど人生をも描かれています。
大学のオリエンテーションで、なのはの話をしたらキモオタのフレンズができました。

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32話「待ちわびた少女」は今でも心に残っていますね。

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異世界が舞台のファンタジーロボットアニメです。
テーマは「運命」です。
未来予知をしているようで自ら運命を決めていたという逆説さが印象的でした。
作画の他にも劇伴が素晴らしいです。名作です。

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???「絶対、大丈夫だよ」
毎日、1話ずつ見ると楽しめます。
クリアカード編もCLAMP大川七瀬さんが脚本をやるらしいです。

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個人的に快作だと思っている作品です。宇宙の警察です。Huluにあった気がします。
輪廻転生を描いています。キディガーランドは続編です。
ガーランドはガールアンドのことかと思ってたんですけど、花輪のことらしいです。
Dアニメストアで見れるようになったらしいです。
???「私の記憶によれば……」

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本来なら、ひどく暗い話ですが、あえてコミカルに描くことで払拭しています。
敵が同じ「人間」でした。
主人公の好きなアニメ・ゲキガンガーが、敵のプロパガンダに使われていました。
ゲキガンガーを好きだというのは、敵のイデオロギーを肯定してしまうといった葛藤もあります。
これは、『マジンガーZ』ではなく、『機動戦士ガンダム』を見るべきだってことなんでしょうか。
セガサターンのゲームをやるのはだるいと思うので、プレイ動画か『ルリ AからBへの物語』を読むとわかります。
この、いつでも明るく笑ってというスタンスはとてもいいですね。
俺っちがヤバイ会社にいた頃、先輩が深夜2時ぐらいに泣きながら笑顔で「楽しめ!」って言っていて、この作品を思い出しました。

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感性が変化したのからか、今ではナデシコよりステルヴィアの方が好きですね。
話はとても良いのですが、オタクに訴求できなかったのはキャラデザとロボットのデザインがダサいからでしょう。
絵柄で判断せずに見るというのを教えてくれました。絵は記号でしかないんですね。
???「離れていても煌めきがきこえる。キラめいて優しい志麻ちゃんの声だ

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5位 Phantom 〜Requiem for the Phantom〜(2009)

話のベースになっているのは、おそらく、石ノ森章太郎先生の『仮面ライダー』でしょう。
2013年に発売されたWINDOWS版のゲームをやっておくことを勧めます。
???「この世が無限の地獄じゃないとしたら、それはあなたが生きているからよ」

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4位 Rahxephon(2002)

4位はラーゼフォンです。
俺っちも時々思いますよ、自分の血の色が赤か青かって。
第19楽章 ブルーフレンド(ticket to nowhere)より、第15楽章 子供たちの夜(child hood's end)の方が泣けますね。

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3位 ノワール(2001)

色々あって3位になりました。テーマは贖罪と救済です。
今まで深夜アニメはキモいオタクとか豚が見るものかと思っていましたが、この作品を見たとき打ち砕かれました。
脚本は小説家で有名な月村了衛先生です。
第13話「地獄の季節」や第22話「旅路の果て」を担当した橘正紀さんは、最近の作品だと『プリンセス・プリンシパル』をやっていますね。
ちなみに『プリンセス・プリンシパル』は、『王子と乞食』がベースになっているので『ノワール』とは異なります。
劇伴も誰が作曲したかは知りませんが素晴らしいです。「canta per me」等は今でも聴きます。
さて、ソルダとは何だったのか。ローマ=カトリックか何かの宗教なのか。
色々と疑問があったので、12周年のオールナイトイベントに参加してみたのですが、
まず、監督が来ない。フライングドッグだかの何とかさんしか来ない。
ミレイユと霧香の声優はいたんですが、二人とも話を忘れてたんじゃないかと思います。
ノワールは間を楽しむ」「クロエの服がTMレボリューション」とか言ってました。
声優同士の対話で、殺人のときに流れる曲ってあたりで何だったけってなってたところで
キモオタが後ろの席から「salva nos」って言っていたのにも関わらず無視されていたのが印象的です。
ノワールの小説版をいまでも待っています。

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ダークファンタジー且つダブルヒーローのロボットアニメです。
毎週、毎週の放送がとても楽しみな話の展開でした。
覇道を目指すも人間性を捨てないルルーシュ君の気高さに心を打たれた少年少女は多いことでしょう。

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ノワールコードギアスにないもの……。
それは、純粋な夢だと思います。
話の流れとしては、
  1. 幼い頃に見たサーカスに憧れる。
  2. 渡米し、スターダムにのし上がりサーカスの花形になる。
  3. 世界大会に出るも自分が目指していたステージとは違うと気づく。
  4. 幼少の頃に見たサーカスが自分の目指すステージだと確信する。
こんな感じです。
言葉では言い表せない理屈抜きの感動とカタルシスに満ちたカレイドスターが、
最高です。