長谷川 亮太の公式ブログ

――長谷川亮太の今。

プログレ6巻のキリトさん

キリトさん:死んだら終わりのデスゲームに囚われているという状況は何も変わらないし、百層にも 及ぶアインクラッド攻略はまだようやく六層で未来に希望を持つのは難しいが、それでも 二人で、時にはキズメルも加えた三人で、その日その日を懸命に生き抜いてきた。死にかけたことは何度もある。怒りに震えたことも、絶望にうちひしがれたことも……それでも前を向いて歩き続けられたのは、きっとアスナが隣にいてくれたからなのだろう。この日々が――俺たちのパートナーシップが永続するものではないことは解っている。 極限状況で出遭ったからこそ俺たちは互いに何かを感じ、共に戦うことを選んだ。恐らく、SAO事件に巻き込まれることがなければ、現実世界のどこかの街中ですれ違ったと しても、俺もアスナも足を止めることすらしなかっただろう。
暫定パートナーという関係がどう終わるのかは、いまはまだ解らない。しかし仮にコンビを解消しなくても、いつかその時は来る。俺たちのHPがゼロになってナーヴギアに脳を破壊されるか、デスゲームがクリアされて現実世界へと帰還するか……最前線で戦い続ける限り、そのどちらかのエンディングが、いつか必ず訪れるのだ。 だから俺は、自分がアスナというプレイヤーに対して抱いている感情に、名前をつけようとは思わない。俺の役目は、元ベータテスターとして伝えられることを余さず彼女に伝 え、俺が必要なくなる時まで隣で守り続けること。アスナは、俺などよりずっとずっと大 きな才能と可能性を秘めている。彼女なら、DKBのリンドやALSのキバオウ、いや《騎士》ディアベルさえも超える、真のリーダーになれる。

もしかしたら、俺がこの世界に囚われたのは、その時までアスナを守るためだったのかもしれないとさえ思うほどだ。

とは言え、自分が単なる盾や捨て石だと考えているわけではない。俺だって、アスナからたくさんのものをもらっている。こうして目を閉じただけで浮かんでくる様々な情景、ふくれっ面のアスナに脇腹を小突かれる感覚さえもが、色鮮やかな記憶の一部となって、
俺に生きるための力を与えてくれている。 この世界に囚われるまで……アスナと出会うまで、俺は他人とのかかわりなど面倒なだ けだと思っていた。学校では友達を作ろうともせず、両親や妹との間にすら壁を築き、 ネットワーク越しのやり取りにかりそめの慰撫を求めていた。 でも本当は、俺という人間を作ったのは十四歳まで育ててくれた両親であり、邪険にしても慕い続けてくれた妹であり、いままでに出遭った全ての人たちなのだ。どんな人間だって、誰かに何かを与え、また与えられている。

ヤバイすわ。

ユージオさんも死の間際に、「愛は求めるものじゃなくて与えるものなんだ」って言ってたし。

これがaffectionなんですよね。

どっかのナヨナヨ・ヤレヤレ・ダウナー系で強がりばかり言っているキョソとかホーターローとかとは違いますわー。

今の時代、キョソやホータローは流行らない。

今の流行りは、

勉学を怠らず、虚勢を張らず、真摯に、拳で語り合う主人公ですよ。