サクラダファミリアは2026年には完成しない。
《永遠の未完成》ともいえるサクラダファミリアの完成が2026年だとインタネツトではまことしやかにささやかれています。
工事期間は147年らしいです。
ですが、2026年というのはガウディの死後100周年なのであって、
サクラダファミリアが完成するわけではないんです。
大方完成しますが、
芸術的な箇所は詰める必要があり、
教会もまだまだ大きくなるので、
大聖堂の周囲のアパートをぶちこわして完成させるそうです。
完成が長引いたファクターは、スペイン内戦らしいですね。
スケッチや図面、模型が燃えたんだとか。
問い:最近になって急に頑張り始めたのはなぜですか?
観光客が増えたから。
敬虔な信者やエンスージアストの寄付によって工費がまかなわれていました。
近年、観光客が増加しました。
チケット代がウハウハになるばかりでなく、予算もウハウハになりました。
前述の内戦で資料が燃えたのも原因ですが、
ガウディの前衛的なデザインは再構築するのが容易ではありませんでした。
3DプリンターやバーチャルリアリティといったITの発達により、
この問題は払拭されたそうです。